次代を支えるリーダーを育成 奈良県立畝傍高校 - 高校体験入学 オープンスクール情報(8月23日開催)
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奈良県立畝傍高校(橿原市八木町)
ほんものに出会うことにより、高いキャリア意識をもつ
1896(明治29)年に開校し、2026(令和8)年度に創立130周年を迎える歴史と伝統のある県立畝傍高校。文部科学省から2年前、研究開発学校(教育課程の改善のための研究開発)の指定を受け、次代を支えるリーダーの育成を目指し、探究学習の充実を図る研究開発を行っている。校舎本館は1933(昭和8)年の建築で、昭和初期を代表する歴史的建造物。文化庁より2012(平成24)年に、登録有形文化財に登録された。
今年度から、前期(4月~9月)と後期(10月~3月)の2学期制を導入している。コースでは2年から文型・理型の2類型に分かれ、3年の理型では理Ⅰ(理系)と理Ⅱ(医療・薬学系)のコースを設置。また、研究開発学校の指定校として、1年に学校独自の教科「グローバル探究」を設けている。地元公的機関、近隣の各大学や国際機関等と連携し、「ほんものに出会う」をテーマに、自ら課題を発見し解決を目指す探究力や英語を含めたコミュニケーション能力の伸長を図っている。
京都大学への体験バスツアーや東京大学のオンライン特別講座「高校生と大学生のための金曜特別講座」、海外からの留学生との交流、課題研究を深めるためのフィールドワークなど「ほんものに出会う」機会をもつ。これらの活動を通じて、生徒たちは広い視野をもちながら、自らのキャリア意識を高めている。
5月に実施の体育大会や、夏休み明けの畝高祭(文化祭)では、生徒会が中心に生徒自身が企画・運営を行う。昨年は、後夜祭として花火を打ち上げる企画を成功させた。研修旅行は2年の12月に、東京方面で実施している。
クラブ活動も活発で、体育系、文化系ともに健闘し、多くのクラブが近畿大会や全国大会で好成績を収めている。音楽部は、昨年、全日本合唱コンクール全国大会に8大会連続出場し、4大会連続の金賞を受賞した。さらに、関西の合唱界に貢献したとして誉れ高い「長井賞」にも選ばれた。
本年度のオープンスクールは8月23日(受付締め切り8月2日)を予定している。
[奈良県立畝傍高校]
奈良県橿原市八木町3丁目13-2
TEL 0744-22-5321