東洋スクリーン工業に通知書交付 - 奈良労働局
ユースエール企業認定 若者の採用育成、積極的に
奈良労働局(橋口忠局長)は3日、ユースエール企業に認定されたスクリーン・環境保全機器製造販売などの東洋スクリーン工業(斑鳩町、広浜毅憲代表)に認定通知書を交付した。同局管内のユースエール認定企業は19社になった。
ユースエール企業は若者雇用促進法に基づく若年者の採用、育成に積極的で雇用管理が優良な企業が認定される。
奈良市法蓮町の同局別館で交付式があり、橋口局長が同社の川崎崇総務部長に認定書を手渡した。同社は「働きやすい職場環境づくりの中で認定取得に取り組んだ。今後社員募集、説明会などで取得企業をアピールしていきたい」と話した。
同社は、直近3事業年度に正社員として就職した人の離職率が20%以下▽前事業年度の正社員の有給休暇の年間付与日数に対する取得率が平均70%以上、または年間取得日数が平均10日以上―などの要件を満たした。
ユースエール企業は厚生労働大臣が認定する。認定企業はハローワークでの重点PR、厚労省ポータルサイトでの企業情報の掲載が受けられ、自社の商品・広告で認定マークが使用可能。企業イメージや社員の意欲向上、優秀な人材確保も期待できる。