古都華が結んだ縁 JAならけんが反田さんに贈呈
奈良県農業協同組合(JAならけん、村本佳宜代表理事理事長)は奈良市大森町の同組合本店で19日、「ジャパン・ナショナル・オーケストラ」(同市)の社長で、県文化政策顧問を務めるピアニストの反田(そりた)恭平さん(29)に、県発祥のイチゴ「古都華」を贈呈した。
奈良でオーケストラを設立して精力的に活動する反田さんは古都華ファン。教育文化活動にも注力するJAならけんがそれを知り、仕事で来県した機会に招いた。
フルーツ好きという反田さんは試食して、村本理事長と歓談。「イチゴはよく食べるが、香水のような香りが口の中に広がる古都華が一番。オーケストラのメンバーにも人気で、東京でも買えるようになったのがうれしい」と熱く語り、「世界のパティシエにも使ってほしいし、演奏会場で食べられるといったコラボもできれば」と期待を込めた。
村本理事長は「古都華が結んだ縁を大事にしたい。反田さんはオーケストラで、JAならけんは古都華で、一緒に奈良を盛り上げていければ」と話した。