奈良県大和郡山市は28日、市議会9月定例会(9月4日開会予定)に提出する2022年度度一般会計決算案や23年度一般会計補正予算案など15議案を発表した。　

　22年度一般会計決算案は歳入392億9019万円、歳出385億522万円で、実質収支7億1369万円の黒字だった。

　市税収入は前年度比で個人市民税が1.4%、固定資産税0.8%、市たばこ税4.7%のそれぞれ増となり、法人市民税は1・6%減となった。市税全体では1億2220万円の増収となった。

　一方、一般会計補正予算案は市内の幼稚園8園の遊具計35基の改修事業に1545万円、台風被害にあった農業用施設の災害復旧事業に1336万円など、計3762万円を増額する。