盛大な応援、選手の力に - 全国高校野球選手権記念奈良大会を振り返って

第105回全国高校野球選手権記念奈良大会は7月28日、佐藤薬品スタジアムで決勝を行い、智弁学園が高田商を8―1で破って2年ぶり21回目の夏の甲子園出場を決めた。ベスト4に勝ち上がったのは、春の近畿を制した智弁学園、初戦から有力校らと激戦を繰り広げてきた昨年王者・天理、5年ぶりに4強入りを果たした橿原学院、昨秋近畿ベスト8に入りながら今春のセンバツ出場を逃し雪辱に燃える高田商。コロナ禍の影響による制限の多くが解除され、本格的にブラスバンドの応援や入場行進等が復活。また今大会が初の夏となる学校や最後となる学校もあった。数多くの激戦が繰り広げられた大会を振り返る。(岩本)