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五條の牧野小、郷土料理「柿の葉ずし」体験教室 プロの「瞬間技」にどよめき

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柿の葉ずし作りに挑戦する児童ら=3日、五條市中之町の市立牧野小学校

 郷土料理の柿の葉ずしについて学ぶ体験教室が3日、奈良県五條市中之町の市立牧野小学校(岡橋秀光校長)であり、4年生63人が「柿の葉ずしヤマト」(同市黒駒町)の宮倉靖幸社長(59)から柿の葉ずしの歴史やすしの包み方を教わった。

 

 江戸時代に海から奈良県まで運ばれた塩漬けのサバを酢と合わせてまろやかにおいしく調理した柿の葉ずしのはじまりを紹介。児童は「魚はどこから買いますか」「柿の葉はいつどこで採りますか」など次々質問し、宮倉社長は「サバは島根県や静岡県が多いですがサケは今はチリです。以前はロシアもありましたが世界情勢も影響します」と身近な素材から視点を広げた。柿の葉ずしが人気になり、国産の葉っぱが足りないとも話した。

 

 調理室では、柿の葉ですしを包む宮倉社長の瞬間技にどよめき。児童は配られた柿の葉や酢飯を使って挑戦した。最近は手作りする家庭も減ったようで、南心希さん(9)は「初めて作ります。巻き方は覚えたので頑張ります」とにっこり。プロの技に目を丸くした川居真輝さん(9)は「今日から柿の葉ずしが好きになりそう」と楽しんでいた。

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