明るい農業の道開く JAならけん青壮年部が通常総代会
奈良県農業協同組合(JAならけん)青壮年部(下中豊久部長、209人)は4月28日、奈良市大森町のJAならけん本店で、第24回通常総代会を開いた。委任状を含む県内6支部の代議員30人が出席。2022年度の活動報告と決算報告、23年度の活動計画案と予算案など4議案を審議し、いずれも原案通り承認、可決した。
開会行事で下中部長は「高齢化と人口減による担い手不足もあり、農業の現状は非常に厳しい。その中で日本の食を守り、安心安全の食を国民に提供するため、皆さんと志を一つにして活動することで明るい農業への道が開かれ、次世代につないでいけると確信している」とあいさつ。来賓のJAならけん経営管理委員会の中津博行会長と県農業経済課の松浦功治課長がそれぞれ祝辞を述べた。
新年度活動計画では重点項目として、食農教育活動の強化▽学習活動▽情報ネットワークの拡充▽組織基盤の強化▽要請活動による営農環境の改善・充実化―を挙げた。