社会

大空悠々こいのぼり 奈良県王寺町の大和川河川敷 - きょう穀雨

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色鮮やかな鯉のぼりが春風に揺れ、空を泳ぐ=王寺町王寺3の出合橋から写す

 きょう20日は二十四節気の一つ、穀雨。「雨降って百穀を潤す」という言葉が語源。春先、街を彩っていた花々は雨とともに散り、青々とした若葉が伸び出す。

 

 過ぎゆく春を惜しみつつ、初夏の訪れをいち早く感じさせるように各地で「鯉(こい)のぼり」が掲げられている。奈良県王寺町の大和川河川敷では色鮮やかな鯉約60匹が空を悠々と泳ぎ始めた。5月末まで。

 

 町が呼びかけ、子どもの成長で出番が無くなった鯉のぼりを集めたほか、地元の幼稚園児や保育園児が描いたユニークな鯉も。JR大和路線を走る車内からも見え「心が和む」と喜ばれている。

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