日本公庫奈良支店など、中小の人材採用を支援 「オカダ電子」正規雇用を実現
日本政策金融公庫奈良支店国民生活事業と県プロフェッショナル人材戦略拠点は、ソフトウェア開発事業の「オカダ電子」(奈良市、岡田裕二代表)に対し、人材採用に関する支援を実施した。
1975年創業の同社は、内視鏡の洗浄履歴管理システム「ウォシュレコ」や複数デジタルサイネージを遠隔作業で一括管理できるデジタルサイネージ配信システムを開発。その技術力は取引先の大手メーカーからも高い評価を得ているが、近年は事業拡大に伴い人手不足が深刻化していた。
同社から人手不足に関する相談を受けた同公庫が、連携機関の同拠点に取り次ぎ。同拠点が同社を訪問し、事業内容や現在の課題をヒアリングした上で、今後の事業展開に必要な人材とのマッチングを行い、従業員の正規雇用に至った。
同公庫は「今後も県プロフェッショナル人材戦略拠点と連携して、地域の中小企業・小規模事業者の人材採用に関する支援を実施していく」としている。