政治
管理・運営移管へ覚書 - 奈良県消防学校

県が消防組合に、全国初事例
奈良県と県広域消防組合は20日、県消防学校(宇陀市榛原下井足)の管理、運営の移管に向け、覚書を締結した。同学校は県が設置しているが、優れた人材を育てるには現場の消防組合が管理、運営を担う方が効果的と判断した。消防学校は法律で都道府県設置が決められており、管理、運営を消防組合に移管するのは全国初の例となる。両者は今後、老朽化に伴う施設の再整備と併せて協議を進め、移管については2023年度の手続き完了を目指す。