奈良とバスクの懸け橋に なら食と農の大学校、スペインの料理専門大が連携協定を締結
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なら食と農の魅力創造国際大学校(NAFIC、奈良県桜井市)と、世界的に著名なスペインの料理専門大学「バスク・カリナリー・センター(BCC)」は13日、奈良市三条大路1丁目のJWマリオット・ホテル奈良で連携協定を結んだ。
奈良市で開かれている「第7回UNWTOガストロノミーツーリズム世界フォーラム」に先立ち、2019年に開いた国際フォーラムでBCCから講師を招いたのがきっかけで協定を結ぶこととなった。
BCCのホセ・マリ=アイセガ学長は「(荒井正吾知事から)県は食と農の教育に力を入れており、NAFICはその重要なプロジェクトであると聞いた。BCCとしても力になれればと協定締結に至った。二つの機関が奈良とバスクの懸け橋になることを期待している」と話した。
今後は協定に基づき、BCCの教員の派遣を受けたり、NAFICの学生をBCCで受け入れたりしていく方針と言う。