第20回記念ダイドードリンコ杯少年野球大会(同ダイドードリンコ杯少年野球大会実行委員会主催、奈良新聞社など後援)第6日最終日は3日、佐藤薬品スタジアムで7・8位決定戦から決勝戦まで4試合が行われ、決勝は田原本南リトルヤンキースが8―1の四回コールドで高田イーグルスを下して優勝した。

　最優秀選手賞は田原本南リトルヤンキースの大塚永喜が獲得。優秀選手賞は近藤潔仁(高田イーグルス)、川上司(マスガスピリッツ)、佐々木誠人(奈良信貴REDS)、木挽叶太(今井野球クラブ)、針田真杜(疋田ボーイズ)、石田和輝(當麻ファイターズ)、中山裕太(真美ケ丘ファイターズ)の7人が選ばれた。

　決勝は二回に1点を先制された田原本南がその裏、藤岡の右前打を足がかりに四球がらみで走者をため、タイムリーなどで3―1と逆転。勢いに乗る田原本南はその後もホームラン3本を含む攻撃でリードを大きく広げた。高田は二回に近藤のホームランで先制したが、三回以降はピシャリと抑えられた。

　3・4位決定戦はマスガスピリッツが14―1で奈良信貴REDSを退けた。

　5・6位決定戦は今井野球クラブが疋田ボーイズに4―3の辛勝。

　7・8位決定戦は當麻ファイターズが5―1で真美ケ丘ファイターズを振り切った。

▽7・8位決定戦

當麻ファイターズ　5―1　真美ケ丘ファイターズ

▽5・6位決定戦

疋田ボーイズ　3―4　今井野球クラブ

▽3・4位決定戦

マスガスピリッツ　14―1　奈良信貴REDS

【マ】坂本―小林【奈】佐々木、冨永、下方、甲斐、谷口―下方、佐々木

▽本塁打=辻谷、川上司、坂本森(マ)▽三塁打=佐々木(奈)辻谷(マ)▽二塁打=小林(マ)

▽決勝

高田イーグルス　1―8　田原本南リトルヤンキース

(四回コールド)

【高】吉田、深瀬―近藤【田】矢追、向井―大塚

▽本塁打=近藤(高)大塚2,永野(田)

11月11日付奈良新聞に掲載