政治
記入済みの統計調査票、別世帯に1枚誤配布 香芝で個人情報漏えい
奈良県は27日、香芝市内を担当する就業構造基本調査の統計調査員が記入済みの調査票1枚を別の世帯に配布する個人情報漏えい事案があったと発表した。
今月24日、調査対象世帯から香芝市に、配布された白紙の調査票にまぎれて記入済みの調査票が入っていると連絡があり、同市が調査員に確認したところ、誤配布が判明した。同市職員が記入済みの調査票を回収するとともに情報が漏れた世帯を訪問し、謝罪した。
同調査は総務省が5年ごとに実施しており、調査票は氏名や性別、生年月日、勤務先名称や収入などの就業状況などを記入するようになっている。