自宅などで次女(1)の太ももを踏みつけ、骨折させたとして高田署などは19日、傷害の疑いで御所市元町に住む父親(25)を逮捕した。

　逮捕容疑は4月8日から同13日までの間、自宅などで次女の太ももを踏みつけるなどの暴行を加え、骨折させるなど全治約3カ月のけがを負わせた疑い。

　同署の調べでは、父親は自ら次女を病院に連れていったが、病院はけがの様子などから虐待の疑いがあるとして児童相談所に連絡。同署が通報を受けて捜査していた。

　同署によると、父親は「泣きやまなかったのでイライラしてやった」と暴行したことは認めているが、「踏みつけたわけではなく蹴った。自宅ではなく実家でやった」などと話しているという。

　同署は当時の状況や日常的に虐待が行われていなかったかなど、さらに詳しく調べる。