あやめ池リトル(奈良市)が2勝スタート - 奈良ちびっ子野球愛好会 わかくさ杯
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第39回奈良市長賞「わかくさ杯」争奪ちびっ子野球大会(奈良ちびっ子野球愛好会主催、奈良市・奈良警察署・県スポーツ少年団・奈良市スポーツ少年団・奈良新聞社・三和住宅後援)は8月28日、奈良市杏町の南部球技場で開幕。
開会式は大会会長の仲川元庸奈良市長が「コロナ対策をしっかりし、感動のプレーを見せてほしい」と激励。このほか、山野勝彦奈良署長があいさつした。選手宣誓はあやめ池リトルダンディーズの寺井琥太郎副主将が「感謝の気持ちを胸に全力プレーで正々堂々と戦うことを誓います」と力強く宣誓した。
この日はリーグ4試合を行い、あやめ池リトルダンディーズが2勝0敗でトップに立ち、こなべスポーツ少年団とあやめ池ダンディーズジュニアが1勝1敗で2位につけた。
第1試合はあやめ池リトルダンディーズがこなべスポーツ少年団に6―5の辛勝。あやめ池は二回、悪送球などの敵失絡みで3点を先制し、1点差に詰め寄られた四回にも四球とエラーで2点を加えた。5―5の同点となった最終回は2死から出塁した寺井が盗塁を重ねた後、暴投の間にサヨナラの本塁を踏んだ。こなべは吉川が四回に2点適時三塁打、最終回にも3点ランニングホームランを放つ活躍を見せたが、守りのミスで膝を屈した。
第2試合はあやめ池ダンディーズジュニアが8―5で疋田エンゼルスを振り切った。あやめ池は初回、1死二、三塁から山本の適時二塁打などで4点を先制。二回にも徳田の三塁打や山本のホームランなどで4点を追加した。疋田は二回に4点をかえし、三回にも1点追加したが、及ばなかった。
第3試合はこなべスポーツ少年団が9―2の三回コールドで疋田エンゼルスを退けた。こなべは初回、山本の適時二塁打で先制し、二回にはこの日当たりに当たる吉川のホームランなどで4点。三回にも3点を追加、コールドとした。疋田は三回に長打攻勢で2点かえして一矢報いた。
第4試合はあやめ池リトルダンディーズが9―2であやめ池ダンディーズジュニアを下した。あやめ池リは初回、奥野の出塁を足場に1点先制。二回には西橋、中村のホームランなどでこの回大量7点を奪った。四回にも1点追加して駄目を押した。ジュニアは初回に浦の適時二塁打などで一度は逆転したが、二回以降打線が沈黙した。
9月2日付奈良新聞に掲載