奈良クラブ選手ら金魚すくいに挑戦、全国選手権大会PR

JFL(日本フットボールリーグ)所属で、奈良県内を拠点に活動するサッカーチーム「奈良クラブ」が、市町村応援プロジェクトの一環で、今夏に大和郡山市で開かれる第27回全国金魚すくい選手権大会(7月17日・県予選兼市大会、8月21日・全国大会)のPRをすることになった。9日、選手や監督らが同市北郡山町の市役所を訪れ、金魚すくいに挑戦した。
同クラブでは選手3人のチームが県予選兼市大会の団体戦に出場し全国大会を目指すほか、監督らのチームは外国人枠で全国大会に出場する。
この日は早速、選手らが金魚すくいに挑戦。最初は素早い金魚の動きに翻ろうされ、苦戦していたが、やがてコツをつかんだのか、持ち前の運動能力の高さを発揮して次々と金魚をすくいあげていた。
フリアン・マリン・バサロ監督は「サッカー以外にも参加できる活動に多く関わりたい」と意欲を見せ、上田清市長は「金魚すくいは練習すれば上達できる競技。サッカーとのコラボは新たな出会いが増えるだろう」と歓迎した。森俊介選手は「メンバーに選出され光栄。子どもの頃からの夢だったが、しばらく遠ざかっていたので、大会に向けしっかりトレーニングしたい」と決意をみなぎらせた。
7月10日にロートフィールド奈良で開かれるホームゲームの前にも、会場で金魚すくい大会を開き、選手らも参加するという。一般の参加も可能。