さらなる活動決意、橿原JCが50周年式典

一般社団法人橿原青年会議所(=橿原JC、正会員72)は15日、橿原市北八木町3丁目の県橿原文化会館で50周年記念式典を行った。1972(昭和47)年10月に全国515番目の青年会議所として発足した。地域政財界を中心に来賓40人とOB、1996年から交流している宮崎JCなど県内外のJC関係者を迎え、これまでの歩みを振り返りつつ「さらに必要とされる団体に」と決意を新たにした。
今年度のスローガンは「不易流行」で、石井仁章理事長は人口減少や新型コロナなどの課題をふまえて「人材育成が使命。地域と日本をけん引する気概を持って活動する」とあいさつ。テリトリーの橿原市と磯城郡3町、高取町、明日香村の頭文字を配した「あたたかみ」をテーマにした5カ年の運動指針を発表した。
来賓の亀田忠彦橿原市長は「50年の活動の重みを感じる」と感謝し、社会を動かす若者のエネルギーに期待した。安田泰介初代理事長は「何もできない若造7人の小さな種火を皆がつないでくれた」と喜びを語り「新しい時代をつくり育てて」とエールを送った。