社会
華やかに時代行列 3年ぶり「天平祭」開幕
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奈良市の世界遺産「平城宮跡」で3日、恒例の「平城京天平祭」(同祭実行委員会など主催)が開幕した。5日まで。入場無料。春の天平祭は新型コロナウイルス感染症拡大のため3年ぶりの開催。初日は午後1時から「平城京天平行列」があり、文武百官や華やかな色彩の天平衣装に身を包んだ女官ら約200人の時代行列が朱雀広場から朱雀門まで練り歩き、観光客や市民らが盛んにシャッター音を響かせていた。
天平行列は都の警護する衛士隊を先頭に、小学生4人が雅楽「胡蝶の舞」を披露した西宮山口雅楽会や、遷都を決めた元明天皇をはじめ奈良時代を彩る8人の天皇・皇后が時代装束に身を包み、衣装や髪形など変遷するさまも楽しむことができる。