第一部(4) 若者の思い(1) - 光あれ 水平社宣言100年

「ちゅうとも」で学び
毎週水曜の放課後、大和高田市内・被差別部落地域の子ども会館で開かれる「友の会」では、地元中学校教員らが地域の中高生の学びを支援する。会の運営は部落解放同盟県内支部が主となり、遊びを通じた交流や人権教育に取り組む。会に関わる同盟青年部のメンバーに、部落差別の現状や差別解消に向けて必要と感じることを聞いた。
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仲間内で「ちゅうとも」と親しまれる「中学生友の会」は2002年、同和関連の法律の廃止に伴い発足。現在は地域の中学生6人、「ちゅうとも」出身の「高校生友の会」に2人在籍する。部落内外を問わず参加できる。