春闘で賃上げ実現を 連合奈良が集会 西田会長が呼び掛け
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連合奈良(西田一美会長)の「2022春季生活闘争総決起集会」が4日夜、オンラインの生配信で開かれた。主会場の奈良市法蓮町のホテルリガーレ春日野から、西田会長が春闘での賃上げの実現などを呼び掛けた。連合奈良の支持を受ける立憲民主党の馬淵澄夫衆院議員も参加したが、今夏の参院選に関する言及はなかった。
西田会長は冒頭にロシア軍のウクライナ侵攻を非難。「ロシアの侵攻は許せない。核廃絶や平和で安心安全な暮らしを求める」と訴えた。春闘については「コロナ下で3回目となる春闘。厳しい状況だが、利益の適正な配分が必要。内需拡大で人を育てる。賃上げが重要だ」と語った。
来賓の馬淵氏もロシアの軍事侵攻を批判した上で、核保有を容認するような自民幹部の動きも警戒。参加者に「国の活性化にもつながる。賃金闘争はともに闘う」と共闘を誓った。