法華寺で「古代ひな人形展」
皇室ゆかりで大和三門跡寺院のひとつ、奈良市法華寺町の法華寺境内の東書院で、「古代ひな人形展」が行われている。同寺に多数伝わる皇室や公家ゆかりのひな人形、稚児人形、御所人形の中から、江戸時代から現代までのひな人形約100点を展示している。
人形は幼くして寺に入る子や孫のために持たされたり送られたもの。東山天皇や香淳天皇ゆかりのもののほか、佐賀錦を使ったものや現代の名工による奈良一刀彫など。ネコ好きだった久我高照・前門跡に贈られた眠り猫の人形なども展示されている。
展示は14日までで、開館時間は午前9時から午後4時30分。観覧は入山料込みで大人800円。