音羽山観音寺後藤住職の花だより - 2022年冬 観音寺にようこそ編
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桜井市音羽山観音寺は融通念仏宗です。信者でなくても訪れてもよいお寺です。ただし車で行けるのは山の麓まで。1km以上はコンクリート道を歩きます。山の中腹にある観音寺は、昔から音羽山、経ガ塚山、熊ヶ岳登山の立ち寄り所として親しまれてきました。緑豊かな音羽山観音寺に行ってみませんか。
2021年12月31日の音羽山観音寺
除夜の鐘つく参拝者 2022年の幕開け
2022年22時30分くらいから参拝者が集まり始め、23時45分から除夜の鐘が始まります。除夜の鐘は住職が最初と最後につき、その間は参加者が順番につきます。108回の数がわかるようにミカンまたはアメを用意。ついた人に渡していきます。
最初の除夜の鐘をつく住職
この日集まったのは子どもも入れて30人ほど。1人3回鐘つきがまわってきました。次こそ参加したい考えている人は、防寒を万全に、凍結することも考えて滑らない靴を。街灯もない山道なので懐中電灯持参。登ると汗をかくので、Tシャツくらいの着替えは必要です。
毎月17日の御縁日 年間行事に参加を
観音様をお祭りする御縁日は毎月17日。4月17日は大般若会(だいはんにゃえ)で一番大きなお祭りになります。いずれの御縁日も経本は必要。当日購入(500円)も可能です。経本に書かれてある観音経を分かりやすくしたひらがなのお経を参加者全員で唱えます。10時に始まり11時ごろ終了です。
また11月の第4日曜日はお葉つき銀杏まつりがあります。樹齢600年、県の天然記念物のイチョウの木をお祭りします。
普段の参拝は9時~16時30分です。2022年2月から毎週火曜日は閉門になります。
「2月で71歳になります。これを機に火曜日をお休みしますね」と住職。
御供物が届いても下山しないと受け取れません。「火曜日到着は避けてもらえたら」と話します。ただし17日が御縁日であれば開門しています。翌日18日が閉門です。この日を避けて参拝しましょう。
17日・御縁日の住職
〈音羽山観音寺〉
山の中にある尼寺。桜井市南音羽
JR・近鉄桜井駅下車、桜井市コミュニティバス談山神社行、下居下車、約2km