帝塚山大博で博物館実習生が企画展 近現代の人々が旅した日本の風景

帝塚山大学の博物館実習生が手掛けた企画展示「観展喜知(かんてんきち)―近現代の人々が旅した日本の風景―」が、奈良市帝塚山7丁目の同大付属博物館で開かれている。2月10日まで。 同大の博物館実習の一環で毎年、文学部の学生が一般に向けて企画展を開催する。今回は4年生25人が企画から資料の選定、展示までを約1年かけて準備した。
コロナ禍で制限がある中、少しでも旅行気分を味わってほしいとの思いから「観光」をテーマにして企画。明治から昭和初期ごろまで、日本全国の観光パンプレットや鉄道関係の資料、絵はがきなど約70点を地域ごとに展示している。