成長の起爆剤へ期待

　奈良の地酒を炭酸水などで割った日本酒ハイボール「奈良しゅわボール」に県産イチゴ「古都華(ことか)」を丸ごと浮かべて飲む―。そんな、奈良しゅわボールの新しい飲み方を奈良グルメの名物にしようと、「奈良しゅわボールフェア実行委員会」(今西栄策会長)=酒類卸売業「泉屋」社長=が結成された。12日、同フェアの記者発表会が奈良市高畑町の奈良ホテルで開かれた。

　市観光協会や市飲食店組合、イチゴ農家などでつくる同実行委員会は、古都華が旬を迎える1～3月を「奈良しゅわボールフェア」とし、市内を中心とした飲食店やホテルなど約120店舗で、古都華を浮かべた奈良しゅわボールを提供する。今西会長によると、古都華の甘い香りが特徴で、飲みやすい飲み口だという。