児童の作文を紙芝居に 帝塚山大生有志が制作

小学校教諭などを目指して学ぶ帝塚山大学教育学部こども教育学科の学生有志が、児童の作文を原作にボランティアで紙芝居を制作。子どもの文章力向上に取り組む一般社団法人「言の葉協会」(京都市中京区)から全国発売された。9日、奈良市学園南3丁目の同大学学園前キャンパスで、制作に加わった学生への感謝を込め、同協会から完成した紙芝居が贈呈された。
原作の作文は同協会が毎年、募集する「言の葉大賞」の優秀作品から、同学科の教員で絵本専門士の徳永加代准教授が選んだ5作品。いずれもコロナ禍だからこそ大切にしたい、人と人のふれあいをテーマにしている。