奈良大生が一日文化財保安官 - 春日大社で放水銃体験

県警は文化財保護強調週間(1~7日)に合わせ、奈良大学の学生2人を「一日文化財保安官」に委嘱した。文化財の管理者や県民に文化財保護の意識を高めてもらうことが目的で、奈良市内の春日大社と元興寺を訪れ、防犯活動を行った。
県警は平成27年から、同大生を一日文化財保安官に委嘱。今回は文学部文化財学科3年の野津陽子さん(21)と吉川沙希さん(21)が、県警本部で大橋一夫県警本部長から委嘱状を受け取り、保安官を務めた。春日大社では、北野治権禰宜(管理部長)から文化財の保存状況や防犯・防災体制を聞き取った。また同神社に設置された消火栓に放水銃をつなぎ、実際に放水も体験した。