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奈良県下市町長選に水口氏が出馬表明 4人目の候補予定者 33歳、若さをアピール

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 任期満了に伴う奈良県下市町長選挙(11月5日告示、同10日投開票)に向けて、同町出身のまちづくり会社代表、水口善文氏(33)が1日、無所属で立候補する意思を表明した。同選挙の出馬表明はいずれも町議の吉井辰弥氏(61)、仲嶋久雄氏(67)、松田哲子氏(62)に次いで4人目。

 

 水口氏は「大好きな下市町の未来に危機感がある。人口減少と高齢化の実態をみると次の4年がとても大事」と決意。町民の声をスピーディーに町政に反映させるための仕組みづくり▽出産・子育て支援や高齢者の移動・見守り支援の充実▽特色ある教育実践―などを掲げた。

 

 「28歳で下市町に戻り、町の良さを知った。まだまだええ町になれる」と若さと民間のスピード感覚をアピール。対話重視の姿勢を示した。

 

 水口氏は1991年下市町生まれ。2016年、京都教育大学大学院を修了し、JICA海外協力隊、県ビジターズビューロー勤務などを経て23年5月から24年9月まで下市町賑わい創出協議会賑わいコーディネーター。同町伃邑。

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