JR東海などが奈良に高級ホテル 奈良商議所会館跡地に

奈良県は24日、県中小企業会館と奈良商工会議所会館(いずれも奈良市登大路町)の土地を一体的に活用してハイクラスのホテルを誘致する計画について、公募型プロポーザルを実施した結果、東海旅客鉄道(JR東海)など3社で構成する事業体が優先交渉権者に決まったと発表した。
両会館は近鉄奈良駅前に隣接して立地。奈良商工会議所会館の移転に伴い、県と奈良商工会議所は両会館の一体的な土地活用を目指し、2022年2月に基本協定書を締結。県が設置した有識者委員会は「両会館を一体的に売却し、民設民営の上質なホテルの設置が望ましい」との答申をまとめた。