こなべスポーツ少年団V 得失点差であやめ池リトルダンディーズ準優勝 - 第39回奈良新聞社賞「若鹿杯」争奪ちびっ子野球大会
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第39回奈良新聞社賞「若鹿杯」争奪ちびっ子野球大会(奈良新聞社主催、奈良ちびっ子野球愛好会主管、奈良県・市スポーツ少年団など後援)の最終日が14日、奈良市丸山の西部球技場で行われ、こなべスポーツ少年団が3勝1敗得失点差プラス16で優勝した。
あやめ池リトルダンディーズは3勝1敗得失点差プラス10でわずかに及ばず準優勝。最優秀選手賞はこなべスポーツ少年団の阪口陽紀が獲得した。
第1試合はあやめ池リトルダンディーズが18―1の三回コールドで疋田エンゼルスを退けた。
あやめ池は初回、出原の中前打、伊藤の内野ゴロがエラーを誘い、続く朝倉の左越えランニングホームランで3点を先制して波に乗り、二回には打者17人ホームラン2本を含む圧倒的な攻撃で大量14点を奪い、試合を決定づけた。
疋田は三回、渡辺が中越えのランニングホームランを放って一矢報いた。
第2試合はあやめ池リトルダンディーズが6―3でこなべスポーツ少年団を振り切った。
あやめ池投手の朝倉がこなべの強力打線を初回0点で抑えるとその裏、先頭の出原がいきなり三塁打を放ち、三番打者の朝倉が適時三塁打で先制。朝倉も暴投で本塁を踏みこの回2点を奪った。三回には植原の右越え2点ホームランなどで3点。四回にもタイムリーで1点追加した。
こなべは二回に澤田歩のランニングホームランで1点返して反撃。その後も森本、澤田明のホームラン攻勢で粘り強く詰め寄ったが、ホームランの前に走者をためられなかったのが惜しまれる。
第3試合はこなべスポーツ少年団が10―4で疋田エンゼルスを下した。
こなべは先制を許した初回、先頭の澤田明、続く阪口と連続ホームランでリズムをつくり、相手投手の乱れもあって四死球を選ぶなど打者13人の攻撃で一挙8点を奪って逆転。三回にも澤田明の2本目のホームラン、阪口の三塁打などで2点を追加、リードを広げた。
疋田は1点先制し、三回には機動力を生かした攻撃で3点追加して詰め寄ったが、あと一歩及ばなかった。
準優勝のあやめ池リトルダンディーズ=同
▽リーグ第1試合
あやめ池リトルダンディーズ 18―1 疋田エンゼルス
(三回コールド)
【あ】尾形―朝倉
【疋】松田、渡辺―吉岡
▽本塁打=朝倉2、伊藤、植原(あ)渡辺(疋)
▽三塁打=朝倉(あ)
▽同第2試合
こなべスポーツ少年団 3―6 あやめ池リトルダンディーズ
【こ】阪口、澤田明―小倉
【あ】朝倉、出原―尾形、朝倉
▽本塁打=澤田歩、森本、澤田明(こ)植原(あ)
▽三塁打=出原、朝倉(あ)
▽二塁打=植原(あ)
▽同第3試合
疋田エンゼルス 4―10 こなべスポーツ少年団
(時間切れ)
【疋】小田嶋、香川、吉岡―吉岡、渡辺
【こ】小倉―阪口
▽本塁打=澤田明2、阪口(こ)
▽三塁打=阪口(こ)
▽二塁打=吉岡(疋)川辺(こ)
2024年4月20日付・奈良新聞に掲載