香芝市長選 現職と前職が激突か 維新にも動き - 選挙展望
任期満了(6月2日)に伴う奈良県香芝市長選挙は5月12日告示、同19日の投開票の予定。関係者によると、現職の福岡憲宏氏(49)=無所属=と2012年から2期市長を務めた吉田弘明氏(62)=前回は無所属、自民推薦=の出馬が予想される。水面下では、同日選の市議補選(定員1)を含め、日本維新の会などにも動きがある。
4年前、現新一騎打ちの市長選を制した福岡氏は、香芝を県内で一番住みやすい街にする「奈良いち」をスローガンに福祉や教育の施策を掲げ、JR香芝駅のバリアフリー化▷18歳までの医療費の無料化▷2人目以降の給食費の無料化▷学校のトイレの洋式化▷情報公開の徹底―などを公約。吉田氏は8年間の財政立て直しの成果を強調し、3選を目指したが476票差で及ばなかった。