トラック傾き検査に驚き、親子連れら整備場見学 大和郡山でオートフェスタ

自動車の点検整備の重要性を広く知ってもらおうと「第15回オートフェスタinなら」(奈良県自動車点検整備推進協議会主催)が19日、大和郡山市額田部北町の奈良運輸支局で4年ぶりに開かれ、親子連れらでにぎわった。
こども整備士体験では参加者が自動車の検査場でヘッドライトやブレーキなどの安全性を確認する検査の様子を見学。トラックの車体を35度まで傾け、転倒に耐えられるかどうかの検査もあり、参加者はどんどん傾いていく車体に「えー」と驚きの声を上げていた。ソーラーミニ四駆作りや整備士の免許証発行ブースもあり、子どもたちの人気を集めていた。
検査ラインを見学した大和郡山市の原一央くん(9)と弟の一世くん(5)は「トラックの傾きが思っていたより大きくてびっくりした」と感想を話した。
同協議会の中川益行会長は「車に親しみながら、日々のメンテナンスの大切さを理解し、安心、安全なカーライフを楽しんでほしい」と話していた。