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奈良クラブ 残り3試合 本拠地で応援を - コラム 奈良スポーツウオッチング

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 11月5日、阪神タイガースが1985年以来、38年ぶりにプロ野球の頂点に立った。「関西ダービー」と称された日本シリーズは第7戦までもつれ込む、がっぷり四つ。どっちに転ぶか分からない展開に、阪神推しの筆者も連日、テレビに釘付けになった。

 

 「アレ」の「アレ」を達成した瞬間、関西地区の視聴率は驚異の50・0パーセント(ビデオリサーチ調べ)を記録したという。“野球の素晴らしさ、スポーツの力”を再認識した。

 

 1年前の11月5日、サッカー日本フットボールリーグ(JFL)の奈良クラブがロートフィールド奈良でヴィアティン三重と対戦。1―0で勝ち、2試合を残しJ3昇格が確定。県内初のJリーグチームが誕生した。試合は互いに譲らず、1点を争そう緊迫した展開。終了間際の後半41分、生え抜きの山本宗太朗選手がゴールを決めた。監督、選手らは試合が終わるとスタンドに駆け寄り、観客と喜びを分かち合った。

 

 今季、Jリーグに参入した奈良クラブ。勝ち負けが全ての厳しい世界だが、J1からJ3まで60チームがしのぎを削る中、存在感を示すには、地域に欠かせない存在と認識されることと言っても過言ではない。

 

 JFL以来、一貫して地域に根付いた活動を実践。シーズン中も、「選手自らが奈良を知るきっかけにもなる」とさまざまな催しを開催、交流を深めている。選手とファン・サポーターとの距離が近い。重要な事だ。残り3試合となった。18、26の両日は本拠地・ロートフィールドで行われる。ぜひ、足をお運びください。(牡)

 

 

 

 

 

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