個性あふれる作品を披露 50~90歳代500人が参加 - 第44回奈良県トリム体操連合会作品発表会
第44回県トリム体操連合会作品発表会が10月31日、大和高田市立総合体育館であり、参加した38グループと、各グループの中上級者・指導者による13作品が披露された。
「トリム」は「船舶のバランスを保つ」というノルウェーの造船用語で、「心身のバランスを取る、身体の調整をする」という意味で使われるようになった。
トリム体操は心身の調整や体力づくりを目的に、柔軟や強化、ステップ、ソフトエアロなど、さまざまな基本動作を組み合わせ、音楽に合わせてグループで一つの作品を披露、誰もが気軽に楽しめる生涯スポーツとして親しまれている。
今回も県内の50〜90歳代の参加者約500人が、個性あふれる作品で会場を盛り上げた。
県トリム体操連合会の藤宗正美会長は「来年は45回大会。会員さんにとっても一つの節目で、今回もそこを見据えて演技された人も多いと思う。コロナ禍でオリンピックが延期になった年もトリムの発表会を中止することなく続けてこられたのは会員全員の誇り。それをばねに、皆さんと共に大輪の花を咲かせたい」と話した。
▽発表作品(プログラム順)
「ドラゴンポール 摩訶不思議アドベンチャー」(上牧・河合・王寺)、
「Seven Tears」(三郷―月・火・城山台)、「星めぐりの歌」(安堵・川西)、
「Share The Love」(斑鳩A・B・C・斑鳩シルバー・斑鳩ハピネス)、
「WHATMAKES YOU BEAUTIFUL」(トリム藤・佐保・奈良)、
「白い色は恋人の色」(北ガーデン・星和台・小明)、
「パピー・ラブ〜ダイアナ」(あすか野・上町・市トリム)、
「Ale Ale Ale」(ワンモア)、「Amarillo」(桜井A・B・木・田原本)、
「晴レルヤ」(新庄・當麻―金・高取・吉野)、
「Simple as a Sunrise」(広陵・真美ケ丘・JA新庄・當麻―月)、
「ビューティフル・ネーム」(香芝A・B・香芝カトレア)、
「私、パイロットになりたい」(中上級・指導者)
北ガーデン・星和台・小明の「白い色は恋人の色」=同
桜井A・B・木・田原本の「Amarillo」=同
斑鳩A・B・C・斑鳩シルバー・斑鳩ハピネスの「Share The Love」=同
2023年11月8日付・奈良新聞に掲載