社会

横断歩行者の保護を ヨシケイライブリー・ナラ事業部生駒営業所に生駒署、取り組み実践へ証書交付

関連ワード:

国広さん(右)に「横断歩行者保護宣言事業所プラス」の証書を手渡す川本署長=11日、生駒市東生駒のヨシケイライブリー・ナラ事業部生駒営業所

 生駒署(川本勝実署長)は11日、食材宅配サービスのヨシケイライブリー・ナラ事業部生駒営業所(奈良県生駒市東生駒)に「横断歩行者保護宣言事業所プラス」の証書を交付した。

 

 県警が推進する同制度は、車を運転する従業員が横断歩道での歩行者優先を実践するだけでなく、自身が歩行者として道路を横断するときも手を上げるなどの安全行動を実践してもらう。

 

 生駒営業所で行われた交付式では林昌弘・生駒地区安全運転管理者協会会長ら関係者約20人が出席。宅配スタッフを前に川本署長が「県内では今年に入って7月10日現在、12人の交通事故死者が出ている。半数が65歳以上で、またその半数が歩行者絡みとなっている。生駒市内でも歩行者と車の事故が3件発生している。市内での交通事故がゼロとなるよう努めていただきたい」とあいさつ。

 

 同営業所チーフの国広美紀さんが「横断歩行者保護宣言」を読み上げた後、川本署長が国広さんに証書と「横断歩道歩行者優先!」と書かれた車両用マグネットシートを手渡した。

 

 併せて、特殊詐欺被害防止など2種類のリーフレット(A4判)各700部も同営業所に預けた。リーフレットは同営業所の夕食食材配送スタッフ約10人が「メニュー冊子」に同封して同署管内の顧客に届ける。

こちらの記事も読まれています

特集記事

人気記事

  • 奈良県の名産・特産品・ご当地グルメのお取り寄せ・通販・贈答は47CLUB
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 特選ホームページガイド