バレエの基礎 体感して 広陵で女児らステップなど挑戦
「初心者向け女子バレエ体験教室」が4日、奈良県広陵町笠の広陵中央公民館かぐや姫ホールで初めて開かれた。町内の4歳から12歳までの女児6人が参加し、バレエの基本ステップなどを体験した。
感性豊かな幼少期の子どもたちに公民館イベントを通し、文化・芸術面から幅広くさまざまな体験や経験を積んでほしいと企画。講師は同町でバレエ教室を主宰する中村仁美さん(33)で、同ホールで開いたバレエ発表会がきっかけという。
体験時間は約1時間。子どもたちは、楽しそうにバレエの基本ステップなどに挑戦した。片足を大きく上げようとしては、「痛い」と声を上げる幼児の姿も。つま先立ちになったりステップを踏んだり、白鳥の動きをイメージして腕全体を大きく上下に優雅に動かしたりしていた。
同町の山本紬希ちゃん(5)は、ダンスがしたいという両親との会話がきっかけで参加。「難しかったけど、手を動かすところなど楽しかった」と笑顔で話した。