コロナ後の動向学ぶ 橿原で3年ぶりOB会 - やましんビジネスクラブ若手経営塾
大和信用金庫(奈良県桜井市、中村正徳理事長)の取引先企業でつくる「やましんビジネスクラブ」は24日、橿原市久米町のホテル・THE KASHIHARAで、「やましん若手経営塾OB会(フォレストの会)」を開いた。講演と交流会があり、第1〜8期の塾卒業生約75人が参加した。
同クラブは、若手経営者や後継者を対象に、経営に必要な知識を幅広く学んでもらう「若手経営塾」を開催。第8期の本年度は、23人が受講(全6回)した。新型コロナウイルスの影響で、フォレストの会の開催は3年ぶり。
最初に、経営コンサルタントの竹内謙礼さんが「2023年予測 アフターコロナのトレンド」と題して講演した。竹内さんは、国内では物価高がしばらく続くため、消費者の節約志向がさらに高まり、「本当に必要なものしか買わなくなる」と指摘。それに対する企業側の対策として、「値上げする商品と値下げする商品のメリハリをつける」「値上げと同時に無料サービスを提案する」などを挙げた。
講演の内容を踏まえて意見交換するグループディスカッションの後、交流会に移り、参加者が親睦を深めた。