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厳寒に「大寒卵」を 奈良県五條市の養鶏場、縁起物で人気殺到 - 1月20日は大寒

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「厳しい寒さの中で産んだ鶏の卵はコクと甘みたっぷり」と話す阪本雅さん(右)未優さん姉妹=五條市中之町のさかもと養鶏

 きょう20日は二十四節気の一つ、大寒。1年で最も寒い時期といわれ、年間を通した最低気温もこのころに記録されることが多い。そんな中、暦通り週末から来週にかけ“冬将軍”が到来。奈良県内はもとより全国的に厳しい寒さに。普段、雪の少ない地域でも積雪や道路凍結などの備えが必要となりそうだ。

 

 寒い時期ならではの食文化に目を向けると、冬に産まれた鶏の卵を「寒卵」と呼び、重宝されている。中でも大寒に産まれた「大寒卵」は年に一度の縁起物として喜ばれている。五條市中之町の「さかもと養鶏」でも予約が殺到している。父の亡き後、姉妹で養鶏場を継いだ阪本雅さん、未優さんは「おいしい卵は、健康な鶏から」をモットーに約1万4000羽を育てる。

 

 1年中食べている卵だが、冬場、鶏は体に栄養を溜めようと餌をたくさん食べ産卵するため、品質がよくおいしいといわれている。さかもと養鶏では、直売所で20日に産まれた卵を22日まで数量限定で販売している。詳しくは、電話0747(26)5005。

 

 奈良市奈良阪町の「旬の駅ならやま本店」などでも、さかもと養鶏の卵を販売している。

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