第9回オーバーラップ文庫大賞銀賞受賞作発売 - 奈良県出身の鴨山兄助さん
第9回オーバーラップ文庫大賞(オーバーラップ主催)の銀賞を受賞した、奈良県河合町出身の鴨山兄助(本名・安田諒)さん(27)の「落ちこぼれから始める白銀の英雄譚」が、今月25日から全国書店にて発売されます。
オーバーラップ文庫大賞はライトノベルの文学賞で、今回は応募総数505作品の中から、金賞1作品、銀賞2作品が選ばれました。
鴨山さんの作品は、魔獣と契約し、高い身体能力を得た「操獣者」が平和を守る世界を舞台にした物語。ある事情から魔獣と契約できず「トラッシュ」とさげすまれながらも操獣者の魔武具整備士として過ごす主人公レイ・クロウリーが、戦える魔武具整備士として成長していくファンタジー小説です。
鴨山さんとライトノベルの出会いは、中学生のころ。たくさんのライトノベルを読み込み、大学時代には国文学を専攻したことが、執筆を始めるきっかけになりました。
小説投稿サイトに投稿するなどしながら、今作品を練り上げてきたと言います。「時間をかけてしっかりと構想を練った力作だったので、受賞は大変うれしいです」と鴨山さん。すでに次回作の構想を進めています。
作品は1月25日から全国書店、ネット書店、電子書籍などで発売が始まります。鴨山さんは「まずは1人でも多くの方に読んでもらいたいです。そして続けて読んでもらえるよう、次回作以降もより面白いものを考えていきたいです」と話しました。
第9回オーバーラップ文庫大賞特設サイトはこちら