奈良県中央卸売市場協会(西川恵二理事長)の新年賀会が5日、大和郡山市筒井町の同市場で開かれ、市場関係者ら約70人が参加した。新型コロナウイルスの影響で開催は3年ぶり。

　冒頭、西川理事長は市場の再整備に触れた上で、「産地に選ばれる活力ある市場を目指して頑張っていく」とあいさつした。

　続いて、来賓の荒井正吾知事が「デジタルを活用した市場の効率化が不可欠」、地元の衆院県2区選出の高市早苗経済安全保障担当大臣が「サプライチェーンの強化と食料安全保障に取り組んでいく」と、それぞれ祝辞を述べた。

　このほか、奥野信亮衆院議員(近畿比例)、上田清大和郡山市長、川口延良県議、藤野良次県議、橋本隆史南都銀行頭取も登壇した。

　その後、参加者らは乾杯し、親交を深めた。