奈良マラソンのランナー感想 - 奈良マラソン2022
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「天理付近から見渡す風景は最高」
フランス出身のミシェル・ニコラさん
コロナ禍で外国人ランナーの参加が一時期より減った印象があるが、そんな中、笑顔でゴールしたのがフランス東部、ストラスブール出身のミシェル・ニコラさん(44)。
外資系ホテル勤務で大阪市内に居住。来日後、学生時代にやっていた長距離走を再開したと言い「上り下りが多く、難しいコースに挑戦したい」と今回、奈良マラソンに初挑戦した。
実際に走った感想は「特に最後の登りはきつかった」。ただコースは素晴らしかったと話し「天理付近から見渡す風景は最高」と笑顔。来年は2週連続で開かれる大阪、京都マラソンの両大会にエントリー。「これも挑戦」と言い「次はパリマラソンにも出たい」と意欲満々だ。
「天候にも恵まれ暖かくて気持ち良く走れた」
奈良の主婦・染川明美さん(63)3時間45分で完走
奈良市から参加した主婦、染川明美さん(63)は3時間45分で見事に完走。
染川さんは40代の頃から走り始め、これまで全国各地の大会でフルマラソンの完走経験があるという。日々のトレーニングでも20キロを週3回、月間200キロ近くを走るほどのマラソン愛好家で奈良マラソンには今回3回目の挑戦。
「30キロを過ぎた辺りの登り坂が一番の難関。自己ベストには届かなかったが、天候にも恵まれ暖かくて気持ち良く走れた」と笑顔で話した。
「この後の打ち上げが楽しみ」
3年ぶり10キロ復活で元同僚の3人組完走
元同僚の3人組「チーム阪神タイガース」が奈良マラソンに参加するのは3年ぶり。中村雅也さん(53)は奈良市だが、梅木隆雄さん(62)は京都市、三浦直也さん(57)は東京都に住んでいて、毎年、奈良マラソンへの参加を理由に集まっていた。
中村さんは「10キロコースが復活してくれたおかげで集まれた。この後の打ち上げが楽しみ」と笑顔。梅木さんは「ラスト1キロで足がつった。なんとか完走できてよかった」。三浦さんは「折り返し前の坂道がきつかった。久しぶりに走れて気持ちよかった」と満足そうに話した。
目標は「楽しく笑顔でゴール」
目立つ和柄の衣装の山本訓子・敢哉さん夫妻
大阪府吹田市から参加した山本訓子さん(53)は、夫・敢哉さん(52)とそろいの和柄の衣装で10キロ完走。翌週走るフルマラソンの予行演習として「楽しく笑顔でゴール」を目標に、星が揺れるカチューシャやシカの被り物を着けて走った。
マラソンをきっかけに知り合い、結婚した山本夫妻。目立つ衣装の理由は、「沿道から見つけてもらって声援をもらえるから」。
自分たちのペースで走り終え、「楽しかった!」。新薬師寺の急こう配ではマラカスを鳴らして周囲のランナーを鼓舞し、交流しながらゴールインした。