奈良マラソン始まる
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古都・奈良の初冬を飾る「奈良マラソン2022」(同実行委員会主催、奈良県・奈良市・天理市・奈良新聞社など共催)は11日、奈良市法蓮佐保山4丁目のロート奈良鴻ノ池パークを発着点にマラソン(42・125キロ)と10キロがスタートした。
マラソンは午前9時に号砲、荒井正吾知事がスターターを務めた。天理市内で折り返すコースで、約1万人のランナーが前後左右の間隔を保ち、ペースを整えながら疾走した。
新型コロナ禍で3年ぶりとなった10キロには約2千人がエントリー。同9時35分にスタートし、春日大社や東大寺の境内を駆け抜けた。
マラソンは昨年の8千人から1万人に出場枠を拡大、レース中は会話やハイタッチを禁じ、沿道の観戦も密集を避けるよう呼びかけるなど、新型コロナウイルス対策を徹底した。各ランナーのタイムはシューズに付けたチップで計測する。
マラソンの沿道では午後3時ごろまで交通規制が続くため、事務局が協力を呼びかけている。
奈良マラソンは2010年、平城遷都1300年を記念して始まった。