再犯防止へ支援を 「職親プロジェクト」奈良支部の発足式

刑務所や少年院からの出所者の自立更生支援活動を行う「日本財団職親プロジェクト」の奈良支部(森本勝也支部長)の発足式が19日、奈良市春日野町の奈良春日野国際フォーラムで行われた。各拠点の代表者、奈良支部職親企業や行政などの関係各団体約150人が参加。来賓として荒井正吾県知事や仲川元庸奈良市長も出席した。
「職親プロジェクト」は、日本財団との協力により、受刑者が犯罪を繰り返さないため、社会生活の基礎である「職」と「住」を提供し社会人として更生させることを目的に2013年に創設された。代表は中井政嗣・千房会長で、全国に支部を立ち上げ登録企業1500社、4500人の雇用を目標としている。