教育
奈良県立高校と特別支援学校の耐震化7月完了へ
長年の課題だった県立高校や特別支援学校の校舎などの耐震化工事が7月までに完了する見通しとなった。2018年4月時点の耐震化率は89.9%(全国平均98.2%)にとどまり、全国の都道府県で2番目に低い状態だった。
県立高校などの耐震化は、学校統合や再編もあって遅れていたが、県教委は13年~17年の5年間を「集中期間」として予算や人員を投入、高校再編と同時進行で耐震化工事を進めた。今春で閉校となった平城高校の空き校舎に耐震整備が進まない奈良高校を移転させるなどの対策にも取り組んだ。