経済
ならコープが農業分野に参入、連携で五條市と包括協定
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地球環境保全を視野に持続可能な地域社会モデルをつくろうと、市民生活協同組合ならコープ(吉田由香理事長)が農業分野に参入する。五條市阿太地域で事業がスタートすることになり、五條市は22日、ならコープと包括協定を結んで連携と協力を確認した。
ならコープは職員2人を派遣して生産者からトウモロコシやハクサイの栽培技術を学ぶ。同時に耕作放棄地などで土づくりと適作品目を研究する計画。事業用地は約5千平方メートルからスタートし、仮設事務所とビニールハウスを設置するほか、油圧ショベル等の農業機械をそろえる。将来は農地を拡大し、近大ICTメロンの栽培も目指す。