令和3年の県内市町村 職員総数1万2660人
全市町村で給与水準全国平均値下回る
県は7日までに、令和3年4月1日現在の県内市町村の職員数(定員)と給与の状況をまとめ、発表した。39市町村の総職員数は1万2660人で、前年度より54人(0.42%)減った。ただ、人口規模などが似ている市町村(類似団体)と比べると871人超過しており、超過人数は前年度より81人増えた。総職員数はピークだった平成8年度の4分の3程度まで削減が進んだが、平成28年度以降は横ばい状態が続いている。
県内市町村の職員数を人口1000人当たりで見ると、最も多いのは上北山村で85.59人。これは指定都市を除く全国1721団体のうち、多い方から数えて3位に当たる。逆に最も少ないのは生駒市の4.96人で、全国では少ない方から数えて90位。県内平均は7.59人(全国6.66人)。