社会

総医療費の増加傾向一転、770億5000万円 昨年度の協会けんぽ医療費動向

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 全国健康保険協会(協会けんぽ)奈良支部は、県内在住の同協会加入者を対象にした令和2年度医療費動向をまとめ、発表した。総医療費は770億5000万円で、これまでの増加傾向から一転、前年度の95.7%にとどまった。背景には新型コロナウイルスの感染拡大に伴う受診控えなどがあるとみられ、生活習慣病予防健診の受診率も前年比1.4ポイント低下した。

 

 調査は、県内に住む被保険者と被扶養者の計43万9713人を対象に実施。総医療費は、平成30年度の約765億5000万円から令和元年度は約805億円に増加したが、コロナ禍の影響を受けた2年度は前年度より約34億5000万円減少。歯科医療費はやや伸びたものの、入院医療費(前年度比92.6%)、調剤薬局分を含む入院外医療費(同96.4%)はともに減った。

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