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排尿障害を考える~前立腺肥大症~ - 教えてドクター

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 すぐに命にかかわるわけではありませんが、生活の質(QOL)に大きな影響を与える排尿障害。放っておくと大きな病気につながったり、管を入れて生活しなければならなくなるなど、日常生活に大きくかかわります。男性の原因として多い前立腺肥大症について、平尾病院の百瀬均名誉院長に聞きました。

 

排尿障害について語る平尾病院の百瀬均名誉院長

排尿障害について語る平尾病院の百瀬均名誉院長

 

60代で半数が自覚する排尿に関する症状

 

 60代で約半数、70代で約70%の人が、何らかの排尿に関する症状を持っているといわれています。下部尿路症状、いわゆる排尿障害には3種類の症状があります。

 

 まず、尿を出しているときに感じる「出にくい」などの症状。次に、尿意を頻繁に感じたり、尿失禁などの蓄尿症状。また、残尿感など排尿後の症状です。中でも蓄尿症状はいつ起こるか分からない症状で、QOLに一番影響を与えます。

 

 排尿障害にはさまざまな原因がありますが、中でも男性特有の前立腺肥大症はすべての症状の原因になります。

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