今年も残すところ2週間。新型コロナウイ…
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今年も残すところ2週間。新型コロナウイルス感染症の5類移行で行動制限がほぼなくなってから初めての年末年始となるが、企業では「忘新年会離れ」が進んでいるらしい。
東京商工リサーチが全国の企業を対象に実施したアンケートによると、忘年会や新年会を「実施しない」と回答した割合が45.5%と半数近くを占めた(17日付12面既報)。本県でも42.9%の企業が実施しないという。
実施しない理由は「開催ニーズが高くない」が最も多く、「参加に抵抗感を示す従業員が増えたため」が続く。「仕事とプライベートは別」と考える若い世代が増えたということか。
このうち、コロナ禍前は実施していた企業は21.9%に上る。コロナ禍がイベントの見直しにつながったケースも多いようだ。
一方で、「コロナ禍前は実施せず、今回は実施する」との回答も18・2%あった。リモートワークが増えて従業員同士のつながりが希薄となったため、忘新年会の意義を再確認したということかもしれない。
いずれにしても、昔のような半強制的な宴会は時代遅れだろう。(法)