流れ変えるワンプレー もっと - バンビシャス奈良

熊本戦振り返って 相手の術中にはまりシュート成功率低下
11月30、12月1日の第10節、熊本ヴォルターズとの2連戦は88―74、69―73の1勝1敗とした。熊本はそれまで2勝しか挙げられていず、バンビシャス奈良ファンにとっては今シーズン初のホーム2連勝への期待も高まった。第1戦を勝利した2戦目で、2200人が来場したこともそれを物語る。
第1戦は立ち上がりから選手の足が重く、ディフェンスで出遅れてアウトサイドからのシュートを立て続けに決められ、第1Qを終えて11点ビハインド。前節の長野戦が月、火曜日開催で中3日で次節を迎える変則スケジュールが影響したのかもしれない。しかし第2Qでバンビシャスは、しっかりと流れを奪い返した。その契機となったのが古牧の3点シュート。34―34の同点から残り1分29秒に、林のアシストで3点を勝ち越し、その30秒後に再び林―古牧の連携で3点弾をリングに沈めた。残り6秒に今度は林がダメ押しスリーポイントを決め、流れを完全に引き寄せた。