攻守に光るプレー 来季へ 大きな力に - 奈良クラブ
前線さらに積極的に 守備陣も大奮闘
実力伯仲の好ゲームに
前節のホーム最終戦を勝利で飾り、残留を確定させた奈良クラブ。シーズン最終節となる第38節は、アウェー戦として石川県の金沢ゴーゴーカレースタジアムでツエーゲン金沢と対戦。互いに好機を作り、かつその攻撃を好守で跳ね返すという実力伯仲の好試合を繰り広げたが、後半アディショナルタイムの終了間際に金沢に決められ、0―1で惜しくも敗戦となった。
試合の中で感じられたのは、前節で残留を決めていたこともあってか、これまでプレーの中にわずかに感じられていた「負けられない」という気負いから解放されたような、選手たちのプレーにどこか思い切りの良さ。特に前線の選手たちはこれまで以上に相手DFに対して強く圧をかけ、より積極的にボールを奪いにかかっていたような印象を受けた。中田監督は「今週の準備のところで、残留が確定しホッとしたことや、この時期のさまざまな動きが気にかかる中で集中力を欠いている状況も見受けられたので、ミーティングでは『目の前の試合に向き合おう』と伝えた」と話す。試合直前にも「やり切ろう」と声を掛け、選手たちも集中して試合に臨んでいたという。
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